タミフルで熱が下がっても家から出ない

外出するイメージ

タミフルはインフルエンザの特効薬です。
発症して48時間以内に服用すれば、ウイルスの増殖が抑えられ、徐々に発熱などの症状が治まってきます。
しかしタミフルのおかげで熱が下がっても、家から外出するのは避けなければいけません。
熱が下がったことは、インフルエンザが完治したことを意味するものではないのです。
熱は身体の免疫機能が体内に侵入したウイルスを退治するために発生するものです。
免疫反応を強化するためには、体温を高くすることが欠かせません。
タミフルを服用して熱が下がったということは、身体の免疫機能が熱を必要としないほど、ウイルスの数が少なくなったことを意味します。
しかしこれはあくまでもウイルスの増殖が抑えられた結果に過ぎません。
タミフルはウイルスの新たな増殖を防ぐことができますが、ウイルスそのものを退治することはできないのです。
したがって熱が下がったからといって、ウイルスが全滅してしまったわけではないのです。
ウイルスがまだ体内で生きているのにもかかわらず外へ出かけると、新たな感染を広げてしまうことになってしまいます。
インフルエンザウイルスは感染力が強いので、瞬く間に周囲の人に感染させてしまうでしょう。
学校や保育園などに通っている子どもがインフルエンザと診断された場合、熱が下がってもしばらくは登校、登園しないことが求められているのはこのためです。
老人や乳幼児など、インフルエンザに感染することで重大な事態を招く可能性がある人はたくさんいます。
周囲に感染を広げないように配慮するのは、社会人としてのモラルであり、マナーでもあるのです。
くれぐれも熱が下がったからといって、むやみに外出しないようにしましょう。